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山本薩夫監督まぼろしの企画

まぼろしの企画

山本薩夫監督 「まぼろし」の企画

企画年 作品名 (青文字は別の監督で完成した作品)

1936 河南作戦 記録映画。済南第12軍司令部報道部付映画班員として撮影。終戦になりフィルムは焼却

1939 戦ふ兵隊 亀井文夫監督作品の編集を要請されるが、断る

1945 混乱の7日間 1945年8月15日直後の7日間を映画に

1945 日本軍敗れたり

1946 戦争と平和 GHQの検閲で30分ほどカット(スト弾圧、メーデー場面など)

1946 大森林 北海道の製材労働者を題材。東宝提出企画

1946 雲は天才である 石川啄木の生涯。東宝提出作品。一部サイトでは山本薩夫監督作品として、誤ってあげられている。

1946 炎の男 国鉄労働者の物語(楠田清と共同?)

1946 ふるさとは鉄の流れ 製鉄労働者の物語

1950 白い謀略 終戦から朝鮮戦争中期までの時代を舞台

1951 新漁場 農林省のPR映画。岩崎昶プロデュース。40分の短編。完成しているが作品として数えられず

1955 少年死刑囚

1956 囮(おとり) 共同通信記者(斉藤茂男ら)によって暴かれた警察による謀略「菅生事件」の映画化。資金不足で中止

1957 つむじ風

1960 続・人間の壁

1963 忍びの者・第3作 1作2作の大ヒットで3作目も要請されるが断る

1965 緑のおばさん 松竹・大谷竹次郎の依頼企画

1965 歌舞伎 松竹・大谷竹次郎の依頼企画

1967 ずばり東京 開高健原作。1960年代の東京を活写したルポルタージュ(週刊朝日連載)。勝プロ第一作予定作品

1968 郡上一揆 江戸時代・美濃国郡上藩(現岐阜県)の大規模な農民一揆。2000年神山征二郎により映画化実現

1974 スパイM 特高警察が日本共産党へ送り込んだスパイの実話。松本清張も「日本の黒い霧」で取り上げる(脚本は加藤盟オリジナル)

1974 新・白い巨塔 新大映第一作オールスターキャストで企画(プロデューサー・市川喜一、出演・田宮二郎、長谷川一夫、山本富士子)

1983 二つの祖国 日米開戦で過酷な状況に陥る日系人を描く山崎豊子原作。弔辞で山本薩夫に監督してほしかったと発言

1983 迷路 2・26事件から日中戦争におよぶ日本の暗黒時代を描く野上弥生子原作。松坂慶子主演、井手雅人脚本

1983 悪魔の飽食(大映) 侵略戦争の蛮行・731部隊を暴く森村誠一原作。高橋玄洋・中岡京平脚本

沖縄

白い告白

出稼ぎの歌

白い闇 松本清張原作